古来より、日本で暮らす人々にとって「和紙」は身近な存在でした。
楮(こうぞ)や三椏(みつまた)などの原料が簡単に手に入ったこと、良質な紙作りに不可欠な清流が各地に存在したことなど、紙漉きに適した風土に支えられ、和紙は、暮らしに馴染む素材として、様々な場面で用いられてきました。

 
五月五日、端午の節句に飾る「鯉のぼり」も、和紙で作られていた歴史があります。
「鯉のぼり」の成り立ちと、そこに込められた願いを振り返ります。