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onao

大直について

水の国甲斐で
和紙の今日、明日を担う

山梨県市川三郷町は芦川に馴染みが深い町。
いうまでもなく、和紙作りに適した場所でした。
その地で創業し、今日まで変わらず
和紙の可能性と美しさ、
日本古来より続く暮らしの美意識を
描き続けるべく、製品作りをしてきたのが
大直です。

Based in the region with beautiful water,
Onao keeps the tradition and will hand it over to future.

Ichikawa Misato, Yamanashi is located near ashikawa river
and we keep creating beauty of Washi paper and draw the aesthetic
vision in Japanese life.

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生活文化を深く掘る

私たちは和紙に関わり、その豊かな歴史を持った
素材に関わることに誇りを持っています。
ただし、やみくもに伝統に固執し、日常から離れた
工芸品を仕立てることを求めません。
あくまでも、現代の暮らしに寄り添い、新しい風景を
一緒に作り未来に歩み出すことを大切にしています。

和紙という素材の特殊性を常に念頭においています。
この国の先人たちが培ってきた失うにはあまりにも
惜しい生活文化。
ひとつひとつの製品を作り、送り出してゆく時、
必ずこの文化に照らして考えること。

いつの時代も変わらず、自然を愛で、人を尊み、
めでたさを分かち合う、そんな心を届け続けられたら
これに勝る喜びはありません。

Always with culture of life

Onao is proud to deal with washi and its wonderful history.
Not only traditional aspect but also paper's unlimited possibility,
We keep on looking contemporary lifestyle and modifying our productions.

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大直と茶室
和敬清寂

和敬清寂(わけいせいじゃく)の和敬とは、
和らいだ心で接しお互いに敬うことです。
清寂とは、落ち着いた心です。
人間全く同じ人はいないからこそ尊いように和紙もまた同じ。
それぞれに個があります。
個が集い、そこに和が生まれる場であるようにと
内装すべて紙で作られた茶室「直庵」が大直の本社にはあります。
お客様方や社員たちがお茶を楽しみ
季節の行事を楽しむ場でもあります。

Our tearoom, in praise of harmony and stillness

In our head office, we have created tearoom called Wakeiseizyaku,
It means harmony of people and calmness of mind.
there, clients and staff gather to share the fruitful moment over tea.

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伝統と革新から生まれる
ブランド

紙漉の歴史を大切に、日本の心を伝え続ける大直は
先人たちから引き継いだものを未来に手渡すことに
挑戦し続けています。

そのひとつがSIWA。
その昔、鉄砲伝来の際に和紙を見た欧米人が驚いた和紙の強度
に着目をし、さらに現代の暮らしにあう強度と美しさを兼ね
備えた新しい和紙素材によって新たな可能性を広げました。

まためでたや。
薄れゆく季節感や行事慣わしを、小さなオブジェやテーブルウエアに
仕立てることで、現代の暮らしの中でも生き続ける日本の四季を
形にしています。

大直は伝統を紐解き続け、未来を見据え続けてものづくりを
おこなってまいります。

New brands born from tradition and innovation

Onao respects the tradition and tries to keep its beauty to the future,
But we also challenge to create new definition of papers.
SIWA, for example, it is the brand to tell how papers can be with our modern life,
Medetaya is the paper items to help people to sense the seasons.

事業経歴
HISTORY
昭和35年
1960年
手漉和紙から機械漉和紙に転換。
機械漉和紙工場 市川紙業社株式会社を共同設立。
昭和35年
1960年
大直紙として市川紙業社製品販売開始。
昭和45年
1970年
スーパーマーケット量販店向け障子紙販売開始。
昭和49年
1974年
株式会社 大直として、組織変更。
昭和50年
1975年
DIYホームセンター業界に障子紙販売開始。
昭和58年
1983年
国際紙会議(於 京都)に参加。
昭和60年
1985年
和紙製品の百貨店・専門店向け販売事業部"めでたや事業部"設置。
平成2年
1990年
JAPAN D.I.Y.SHOW TOKYOに第1回出展。
平成7年
1995年

迎春商品"めでたや揃"
「やまなしグッドデザイン賞」優秀賞 受賞。

障子紙事業部新事務所にシミュレーションルーム開設。

平成11年
1999年
"ケナフ障子紙"(社)日本ドゥ・イット・ユアセルフ協会 銀賞受賞。
平成12年
2000年

JAPAN D.I.Y.SHOW TOKYO(幕張メッセ)に連続10回目出展。

本社3階ショールームに,和紙の茶室 "直庵" 完成。
"直庵"「やまなしグッドデザイン賞」優秀賞 受賞。

吉祥寺ロフトに直営店第一号「和紙の店 大直」開店。

平成13年
2001年

(社)日本ドゥ・イット・ユアセルフ協会
「人と環境にやさしい商品」コンクール 金賞受賞。

めでたや"炭々"
「やまなしグッドデザイン賞」最優秀賞 受賞。

ネットショップ「和紙の店めでたや楽天市場店」開店。

平成15年
2003年
"レースのような障子紙"
「やまなしグッドデザイン賞」 受賞。
平成19年
2007年

インテリアライフスタイルショーにて"medetaya modern" 発表。

「市川和紙の2次加工による新製品開発と販売」として、
経済産業省の地域産業資源計画の第一号を認定。

平成20年
2008年

インテリアライフスタイルショーにて"SIWA" 発表。

SIWA「ニッポンモノイチクリエーションスピリッツ」グランプリを受賞。
SIWA「NIKKEI DESIGN AWARD」受賞。

平成22年
2010年
Maison & Objet2010(フランス)に出展。
平成28年
2016年
東急プラザ銀座に「SIWA Collection銀座店」開店。
平成29年
2017年

「はばたく中小企業・小規模事業者300社」選定。

富士河口湖大石ハナテラスに「めでたや河口湖店」開店。

令和2年
2020年
三井広報委員会「第3回三井ゴールデン匠賞」受賞。