「和紙ディテール」というコーナーです。
和紙の繊細な表情は、紙の細部に着目してこそ見えてきます。
「和紙ディテール」では、ディテール〈細部〉に着目して紙選びをしている方々を訪ね、和紙の魅力を掘り下げていきます。
第1回は和紙の風合いを活かしてメニューブックをつくっている「居酒屋さんばん」様にお邪魔しました。
木材を活かし、和の雰囲気をつくりだしている「居酒屋さんばん」様。メニューブックに「大直礼状紙 厚口(おおなおれいじょうし あつくち)」をご使用いただいています。
メニューブックを制作しているお店のかたに和紙選びのポイントなどを1問1答形式でお伺いします。
築地より、毎朝当日便で入荷する「天然モノ」のお刺身が味わえるお店です。
山梨県産をはじめとする旬の食材を中心として、手作りの美味しさを大切にしています。
メニューブック用として「大直礼状紙 厚口」を使っています。
また、壁に貼るオススメメニューや告知などには、A3サイズの「大礼紙(たいれいし)」を使っています。
メニューブックには、厚口 大直大礼紙 A4 を使用
メニューブック用の紙を探している中で、大直さんの商品を知りました。
楽天に「めでたや」さんという大直さんのショップがあるのを知り、そちらで購入しています。
店内にもメニューを掲示しています。A3サイズの大礼紙を使用
ブラザーのインクジェットプリンター(MFJ-J6573CDW)で出力しています。
メニューブック内のビニールには2枚のメニュー用紙を入れ、両面から見られるようにしています。そのため、普通の厚みですと文字が裏うつりしてしまうため、「厚口」を選んでいます。
また、厚みがあることで、高級感が感じられる事も理由の一つです。
メニュー用紙のアップ
自然の風合いがあり、手触りも良く、高級感が感じられるところが好きです。
「大直礼状紙 厚口」には、繊維が漉き込まれていますが、インクジェットで印刷した際に、若干のにじみ感が出るのも、かえって和紙らしさが感じられて良いと思います。
「麻紙 自然色(まし しぜんしょく)」の色や風合いがナチュラルで気に入っていますが、紙がもう少し厚い種類が増えれば、裏うつりを気にせず、メニューブックなどにも使いやすいと思いました。
居酒屋さんばん様では、和紙の繊細さや風合いがお店の雰囲気をより引き立てているように感じました。 取材にご協力いただき、ありがとうございました。
挨拶状、礼状、招待状などビジネスレターとして。メニュー用紙、ランチョンマット、 掛け紙、席次表など、さまざまな用途にお使いいただけるプリンター用和紙です。ツヤのある繊維が入っているのが特徴です。
<厚口>は通常の大直礼状紙よりも厚みがあります。より丁寧な気持ちを伝えたい時にお使いいただけます。
◎サイズ:A4(210×297mm)
◎枚数:100枚入、500枚入
◎厚み:81.4g/m2
上記、直営のネットショップまたは、直営店・和紙の店 大直吉祥寺ロフト店でもお取り扱いがございます。
「和紙ディテール」では、お客様とのご縁に感謝しながら 勉強させていただくために、取材をしてまいります。
このコーナーでは、プリンター用和紙をご使用いただいている企業様を募集しています。
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